香港の夜景は「100万ドルの夜景」とお聞きになった事はありますか?
なぜ「100万ドルの夜景」と呼ばれているかを調べてみました。
100万ドルの夜景 由来は日本の神戸が始まり
由来は当時、日本の六甲山の山頂から神戸を見下ろした夜景からだそうです。そして、山頂から見える神戸の街に見える光の数々。電灯の数を見るとおおよそ496万個でした。
その神戸の夜景を見た関西電力の副社長が後に、「100万ドルの夜景」と名付けたのが始まりです。
この夜景の1カ月間の電気代を当時のレートで約100万ドルになるそうです。これが「100万ドルの夜景」とよばれる由来になりました。
当時の日本は最先端を行くアメリカに憧れており、アメリカなどの英語圏での表現方法で、とても素晴らしい、立派な物への表現として「100万ドルの~」という言い方をするそうです。
香港の現地の方は100万ドルの夜景を知らない?
現地の方に「100万ドルの夜景をご存知ですか?」と言う質問をしても「知らない」と答える方がほとんどです。
この謎は、日本人が「1カ月間の電気代」としてレートをドル換算した事から始まったので「100万ドルの夜景ですよ」と伝えても「はい??」と返されてしまうわけです。
香港で無料観覧出来る大規模な光のショー
香港の地元の方は普段から観る事が出来ますが、毎晩20時からヴィクトリア・ハーバーで開催されるショーがあります。
「シンフォニー・オブ・ライツ」は光と音のショーとして、イベントの時には花火も上がり幻想的な光と音の共鳴は香港に観光で訪れる海外からの方達に深い感動を与えてくれます。
地下鉄で香港島から九龍半島に移動する事で、九龍半島と香港島の間の湾を挟み香港島の夜景を楽しむことが出来ます。
香港では有名な夜景の1つなので、香港に行かれた際は、忘れずにチェックしておきましょう。
まとめ
100万ドルの夜景は、100万ドルの価値があるわけではない、と言うことです。
他にも100万ドルの夜景として日本でも有名な名所は神戸の他にも函館・熱海・横浜・長崎などもあり、中でも日本三大夜景として知られている夜景は、六甲山から見える神戸の夜景や函館山から見える函館の夜景、稲佐山から見える長崎の夜景があります。
夜景が好きな方は一度足を運んでみてはどうでしょうか?