今までにくしゃみをした事はあるかと思いますが、普段くしゃみをする時は口を塞いでいますか?
あなたはくしゃみの時速をご存知でしょうか。
くしゃみの速度はどのくらいなの?
くしゃみをすることで吐き出される速度は時速320㎞と言われています。
えっ!と思われる方もいるかもしれませんが、例えるなら東北新幹線の「はやぶさ」を思い浮かべてもらうとわかりやすいかもしれません。
「ハクションッッ」とくしゃみをした1秒間の間に100m先まで到達するようです。
ちなみに咳は200〜400㎞に達するそうです。
くしゃみが出る原因は
私達の体についている鼻の穴には空気(酸素)を体内に吸い込むための入り口としての働きがあります。しかし、体内に吸い込む空気の中には目には見えないほこりや細菌など様々なチリやゴミが混じって飛んでいます。
それらを吸い込んでしまう事で病気になる要因になりかねません。鼻の中にはたくさんの鼻毛がありますが、この鼻毛がフィルター役としてゴミが入り込むのを防いでくれます。
まれに鼻毛を抜いている方もいるかもしれませんが、鼻毛が私たちの健康状態を維持してくれています。
もし鼻毛の長さが気になるのであれば、抜くのではなく、ハサミなどで長さを整えるのも1つの手です。
そして、鼻の中の粘膜にも大きな役割があります。鼻の中が湿っていることで、細菌やゴミ・チリまでも吸い取ってくれます。
鼻毛フィルター&粘膜の働きによって私達は綺麗な空気を体内に送り込んでいます。
くしゃみの出る原因は、鼻の粘膜の中にある神経に吸い取ったゴミや細菌が刺激する事があります。粘膜の中にある神経が刺激されることで、付着物を体外に出そうとします。その際におもいきり息を吐きだそうとするものがくしゃみです。
くしゃみの飛散量は
突然の「ハクション!」口に手を当てようとしたけど先にくしゃみが出ちゃった・・・と言う御経験ありませんか?
突然のくしゃみが出ると唾が一緒に飛ぶ事もありますよね。
くしゃみと一緒に出た唾には100万粒~200万粒以上の飛沫が1~3mの飛距離で飛びます。
想像すると怖いですが、健康な体でしたらまあ良いとして、風邪を引いてしまい、くしゃみをした瞬間には大量のウィルスをまき散らす事になりますね・・・(汗)
風邪の際はマスクを着用する事をおすすめします。
くしゃみをする事でのリスク
くしゃみをした時に消費するカロリーは4キロカロリーのエネルギーを消費すると言われています。
くしゃみをした時に起こる運動は腹部や背筋を突発的に緊張させてしまう運動ですので腰の弱い方は「ハクションッッ!!」と何回もしているとぎっくり腰になったりしてしまいます。
腰が弱い方で、花粉症やアレルギー体質の方でくしゃみがたくさん出る方は対策として「鼻がムズムズ・・・くしゃみ出そう!」と思ったら
その場に座ったり、物へ触ってつかまったりなどして体の状態を固定させる事でクッションがわりになり、体への負荷が軽減されます。
まとめ
突然のくしゃみは口をなかなか押える事が出来ないかもしれません。ですのでせめて人がいない方向へしたり、風邪を引いた際はマスクを着用するなど周りの方への配慮も大切だと思います。突然のくしゃみは皆さんお互い様ですから (^^;