電車に乗って座席にいるとだんだんと眠くなってしまう事はないでしょうか?
電車と眠りについて調べられている研究発表によると、ある条件を満たした揺れをする電車は眠気を誘導しやすい状態になるという事がわかりました。
どうして電車に乗ると眠くなるの
電車に乗ると眠くなる理由は「揺れ」が関係しているそうです。
ある条件を満たした低い周波数の揺れが含まれた状態になる事で眠気を誘いやすくなります。
実験の結果だと1Hz程度の振動を含んでいる事で眠りを誘導しやすい事がわかりました。1Hzとは1秒間に1回振動すること
特に電車の揺れでは、揺れている感覚がはっきりわかるくらい揺れるよりも、揺れてる?揺れてない?くらいの方が眠りやすい傾向にあるようです。
同じ刺激による慣れで馴化が起こる(じゅんか)
例えば、会社の会議で部長が長い時間、説明会を開いてくれた時に同じ声のトーンで資料を棒読みしていると聞いている方にしてみては、声にメリハリが無いため刺激がなくなり慣れてしまいます。そんな時に部長の声が子守唄状態に聴こえてしまうので眠くなってしまう現象が起きます。これは馴化が起きている現象の1つです。
電車の話に戻ると、電車も駅〜駅の間は同じ速度のペースで走りますね!そして次の駅に着いたら止まる・・・この繰り返しをずっとしているので、乗っている乗客の方たちは刺激がなくなってしまう為に眠気に襲われてしまう現象が起きるのです。
では眠くならない為の対策はある?
電車の中で座ってしまうと眠くなってしまうのであれば何か対策はないのか
ずっと体を動かして怪しい動きをしていたら周りからは不審者扱いされてしまいますよね・・・( ̄▽ ̄;) そこで!
冷たいものを肌にあてる
例えば、洗顔やボディ用のフェイスシートなどを活用して手を拭いたり、首元に触れたりする事でヒンヤリとして刺激があります。暖かい環境から体が急激に冷える事で刺激が加わり体が反応して目が覚めます。
音楽を聴く
ただ音楽を聴いているだけだと眠くなると思われますので聴きながら、例えば、携帯端末を触ったり、会議の資料をメモしてみたり、など指を一緒に動かす事で、電車の揺れの他にも刺激が加わり眠気対策に繋がります。
ストレスがない程度の考え事をする
電車に乗っている時ぐらいゆっくりしたいものですが、寝るわけにはいかないという方は、自分に負荷がかからない程度の考え事をしながら、ボールペンなどでメモ書きをしたりなどする事で眠気対策にはなると思います。
まとめ
電車に乗ると昨日はしっかり睡眠時間とって寝ていたのに、不思議なくらい気持ちよくてついつい寝てしまいますね。
それだけ日本は治安が良く、ついつい気を許してしまうのかもしれません。
以前フランス旅行へ行った時は、私もそうですが、みんなバックや小物は背中ではなく自分の前にガッチリ抱え、寝ている人など1人もいませんでした。
それだけみんな警戒しているのだと感じた出来事でした。
もし電車で眠くなりそうでしたら、貴重品には気をつけましょうね!
本日も最後まで読んで頂きましてありがとうございました。