突然ですが、あなたは「きくち体操」をご存知でしょうか?
私は、2018年10月3日のTV放映「梅沢富美男のズバッと聞きます!SP」①を妻と見ていて、初めて菊池和子先生の存在を知りました。
この回では認知症予防の話や、ダイエットの話題を中心とした話やVTRが流れていて菊池和子先生の活動内容やレクチャー姿が放映されました。
当日の放映を機に妻が「私も始めてみたい!」というのが始まりで私も一緒に強制体操の日々が続いています・・・(^^ 笑
現在30代の後半に入りまして、書籍の題名でもある「50歳からのきくち体操」ですが、私の年からして「まだまだ先が遠い話じゃないか」と思っていましたが・・・
始めてみると思っていた以上の効果が出始めて今では妻と週5回ペースで体操を取り入れるようにしています。
本日は「50歳からのきくち体操」の書籍をご紹介させて頂きます。
50歳からのきくち体操 ←書籍をチェックして見る
菊池和子先生ってどんな方
1930年秋田県生まれ。日本女子体育短期大学卒業後、中学校の体育教師になる。その後、「動く事はなぜ心と体に良いのか」と言う素朴な疑問から、体の仕組みに沿った健康に直結した動きを研究・模索し「きくち体操」を創始、社会体育の指導にあたる。以来50年余り、あらゆる年齢層の人々の健康の取得に貢献。
海滝社 50歳からのきくち体操より引用
などの活動を得て今では「生き方まで変わる体操」・「奇跡のきくち体操」・「心と体のエクササイズきくち体操」などなど数多くの書籍を出版されている方です。
ところできくち体操とはどんな体操?
あなたのイメージする体操とはどんな体操ですか?
マシーンを使って筋肉を鍛えるたり、号令に合わせて体を動かしたり、ストレッチだったり様々な種類がありますね。
本日紹介のきくち体操はあなたがイメージしている体操とは全然違い「意識」で体を動かす体操になります。
例えば、普段自然にグルグル無意識で回している腕ですが、「意識」してどこの筋肉が使われて、どのような筋肉が動いているかなどを感じ取ります。意識する事で簡単に回せていた腕も簡単には回せなくなります。という感じで頭を使いながら体操をするのがきくち体操です。
今から始めても全く遅くなんかない
私は現在30代後半で妻は11歳年下の20代後半なのですが、当初「きくち体操始めるの早くない?」と妻に笑いながら話をしていました。
しかし、妻は真剣に「早い時期から実践して損はないでしょ!」とやる気満々です。
早速 「50歳からのきくち体操」の書籍を購入して実践に入りました。
私は当初、本音渋々一緒に体操を始めていました。
書籍を読んでいると
年は若いから、年を重ねているからなど関係なく「今から始めれば全て間に合います」
という言葉があります。
体を動かす事によって心・体が生きてすべてが新しく始められます。
普段無意識で自然に手や首・足が動いていると思いますが、体に意識を向ける事で、現在の自分を見直すチャンスでもあります。体は1つしかありません。どこのパーツも変える事が出来ません。生涯、自分のこの体しか生きていく術がないという事を見つめなおせる機会です。
人の心や体は一生ものであり、どこも無傷な状態で生涯を送れるわけではありません。毎日が訓練であり、努力を積み重ねる事が大切です。心や体のメンテナスをせずにほったらかしの状態ではいけません。
毎年、歳を重ねればなおさらです。
必要な道具は何もいりません。必要なのは私自身の体だけです。普段は意識する事が無かった体に意識を向ける事で私の思いに応えてくれます。
ですから、年は関係なくいつから始めても遅くありません。
その文章を読んだときに、私は「逆に今から始めれば先々体の不調を改善しながら健康な体作りが出来るのではないかな」と思い始め少しずつ真剣に実践するようになりました。
人は体を止める事は出来ない
人は体を完全に止める事は出来ませんよね。
体を動かして運動するのが好きや嫌いかと言う次元ではなく、生きていくためにはだれでも体を動かす事は必要なことです。
意識的に自分の感覚を使って体を動かし続ける事で、自分で自分自身を今以上により良くしていくことができるのです。私たちの体には、そんな素晴らしい力があります。
歳を重ねても、心や体が弱っていくどころか、若い時よりもしっかりとした体になることさえもできるという事です。
意図的に体を動かしていかないと、全く体を使うことなく毎日が過ぎ去っていきます。これは大変危険なことです。
普段から意識的に使おうとしない体は日々弱まっていってしまいます。
今の時代は体を動かす事を意識的にしながら生活をしないと、健康な心や体で生涯を
生き抜くのも難しい時代になりました。
自分の体をかけがえのないものと思い、日々大切に育てていこうと言う強い気持ちで動かしていけば、体は必ず応えてくれます。
筋肉が弱ってしまうから調子が悪くなる
筋肉が弱ってしまうことにより、調子が悪くなってきます。
歳のせい? いや、体質や遺伝のせい?
いいえ!
筋肉が弱っているからです!
今は何でも便利な時代ですよね!便利なツールを活用して楽を覚えてしまい・・・そんな生活を続ける事で体を使わなくなっていませんか?私もその一人でした(汗)
使わない筋肉 = 衰えてしまっていると言うことです。
1日に何度、自分の体へ意識が向かうかがポイント
日々の生活の中で、ただ漠然と1日を過ごすのではなく、1日に何度自分の体に意識を向けられるかがポイントになってきます。「ふと気づいたときに意識をする」これが重要です。
きくち体操をすることによって自分の体と向き合い、日常生活の中でも自然に意識が体へと向けるようになれるあなたへ生まれ変わるのです。
実践に入る前の心構えを確認
ここからがスタートラインになります。実際に自分の体を使って実践する前に確認しておくだけでも気持ちのコントロールが出来ると思いますので項目をチェックしてから実践しましょう!
頑張らない、鍛えない
うまくやろうと思って無理をして頑張ったり、力んではいけません。写真のようにできなくていいのです。大切なのは、今のあなたの状態(弱っているとか、よくなってきているなど)を動くことで感じる事です。うまくできているようになることや、回数をこなすことが目的になってしまっては、せっかく動いても何の意味もありません。自分の体を今より少しでも良くしたい、良くしていくつもりで動かしていきましょう。最初は少しずつ、そして徐々に回数や動きの種類を増やしていきましょう。
海滝社 50歳からのきくち体操より引用
動かす部分に意識を集中する
どの動きも無意識で動いてはいけません。頭をしっかりと使って、動かしている部分に意識を集中しましょう。動かしている部分と、そこに対応する脳の部分をつなげるようなイメージです。使えている筋肉をしっかりと感じ取ります。音楽を聴いたり、テレビを見たりなど、いわゆるながら運動では集中できないことがわかりますよね。考え事をしながら、と言うのも同じです。いかに自分の体に集中できるかがよくしていくカギになります。
海滝社 50歳からのきくち体操より引用
ゆっくり、しっかり、丁寧に
あなたの体の細胞一つ一つに血液を行き渡らせ、生き返らせるようなつもりで体をゆっくりと動かします。動かしている部分に意識を向けて、筋肉が使われていることを十分に感じ取れる速さで丁寧にしっかりと動きます。決して反動を使わないようにしましょう。
海滝社 50歳からのきくち体操より引用
呼吸は自然に
動きに合わせて呼吸は自然にしていて下さい。心拍数など呼吸に意識を向けると、動かしている部分に意識が集中できなくなるからです。写真の形のようになろうとして、無理をして力むと呼吸も止めてしまいます。呼吸を止めると、筋肉の伸びが止まってしまいしなやかに動けなくなります。
海滝社 50歳からのきくち体操より引用
目線を確認する
どの動きもしっかりと目を開けて行ってください。目を閉じた方が意識を集中できるのでは?と質問を受けることがありますが、目を閉じてしまうとちゃんとうごけているような錯覚に陥ってしまいます。しっかりと、動かしている場所や方向を見ることで、意識が集中しやすくなります。
海滝社 50歳からのきくち体操より引用
体の変化に気づく
1回目よりも2回目、3回目の方が動きやすくなっていることを感じ取りましょう。体は動かしていけば必ず良くなるようにできています。よくなっていることをきちんと感じられると、喜びも湧いてきます。そして続けていく力になります。自分の体の変化を感じると感覚も育てていきましょう。
海滝社 50歳からのきくち体操より引用
人の足は生命そのもの。
私たちの命を支える起点となる部位は足です。
普段は特に意識なんかせずに歩ったり、走ったりしている足ですが、「足」に注目していくと実際の所、どんな役割があるのでしょうか!
足には外側から見える形だけではわからない大切な役割があるようです。
足には無数のツボがあるのはご存知ですか?
ツボがたくさんあると言う事はかなり重要な役割をしているのだと気付かされます。
例えば、足が弱ると内臓も弱ってきます。足が冷えると血液の流れも悪くなります。頭もはっきりしません。などなど様々な不調が出ます。
そして最後には歩けなくなってしまいます。「老化は足から」と言う言葉を聞いたことがあるかもしれません。
よく足が太いとか細いとかなど耳にすることがありますが、そんな事は言っている場合ではありませんね。
足を普段から動かして、筋肉を作りあなたの命を支えることができるかどうかが問題になります。
足首から股関節までが「脚」(あし)
足は「脚」から成り立っています。足首からつま先までが「足」
足の前側は指から足の甲の筋肉になっていて、それが集まって足首になり、足首から上が脚になっています。
足の後ろ側は、指1本の筋肉が足の裏になり、踵からその筋肉がアキレス腱になって、脚の後ろ側、ふくらはぎの筋肉になっていきます。足の指が弱まると、足全体が弱ってしまうということになります。
脳に効く体操!
「足裏ガリガリ、バンバン体操」
この「足裏ガリガリ、バンバン体操はTV放映で見ましたが、足を膝の上にのせて、指で20回ほどずつガリガリひっかいたり、手で20回ほどずつバンバン叩きます。
体の弱って場所というのは脳から一番離れている所から弱っていくので刺激を与える事で脳につなっがてるよ!っていうイメージでしましょう。
では!さっそく書籍の中より一部ですが、ご紹介させて頂きます。
きくち体操の中でも基本中の基本でもある体操になります。
足をさわって見ましょう
しっかりと自分の足を見て手に力を入れて、つねったり、こすったり、押したりなど足の裏で刺激を感じ取れるように強めに行います。
足の指をグーとパーで動かしてみましょう!
手の指でグー、パーをするように足の指でもグー、パーをします。
この体操によって血液の流れが良くなって冷え性や痺れの解消効果も出てきます。
足の指と手の指で握手して見ましょう!
足首をしっかり折り曲げて、手のひらと足の裏を合わせて握手します。
始めのうちは痛みを感じるかもしれませんが、これはあなたの足が弱っているサインです。毎日繰り返す事で、指に力が入り痛みも消えてきます。脳の活性化になります。
足の指と手の指の握手をして足首を回してみましょう!
背筋を伸ばして座り、片方のヒザを曲げて伸ばした片脚に乗せて、あしと手の指で握手した首足をゆっくり回す。反対にも同じく回します。
本日ご紹介しきれない体操も別記事で紹介しています。
気になる方はこちらもチェック↓↓
www.zatugaku.work
実践して約8カ月が経った結果
① 実践し始めの頃は、特に変化は感じていませんでしたが、3ヶ月目に入り1月の寒い季節に入りました。
私はかなりの寒がりで、特に足は冷え性で毎年靴下を履いて寝るほどの寒がりでした。ですが、体操の成果かもしれませんが、血行がよくなってきたのか、足があまり冷たく無くなって、裸足でも寝れるくらいまでになりました。
そして、新陳代謝も改善されたのかと思いますが、普段はあまり汗をかかない体質でしたが、以前に比べて汗がたくさん出るようになりました。
②足のグー、パーの「パー」が当初、左足の指が広がずに苦戦していましたが、続けているうちに広がるようになって「脳と足がつながったあぁぁって」って1人で実感していました(笑)
私は本当、体が硬かったのですが、日を重ねているうちにだんだんと体が以前に比べると柔らかくなってきて股関節がラクに動くようになりました。
まとめ
本日ご紹介させて頂いた「きくち体操」はごく一部ですが、他にも手や腕を使ったり腰をまげてのねじり体操であったりと様々あります。
3日坊主の私が現在まで約8カ月間続けられているのが自分でも驚きです (^^
年齢が若いや年寄りだからは関係ありません!自分の体を元気な状態で生涯迎えたい方にはおすすめの書籍で、購入して損はないと私は思っています。
体の不調に悩まれている方は「きくち体操」を取り入れてみてはどうでしょうか。
きくち体操の書籍はコチラ↓↓
本日も最後まで読ん頂きましてありがとうございました。
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