目を閉じて梅干しをリアルに想像してみてください。
唾液が出てきましたか？
唾液がジワジワと出てきた方は今までに梅干しを食べた事がありますね。
本日は梅干しを見たり食べたりすると唾液が出る不思議について書いてみました。
以前に梅干しの酸味を経験した事がある
※梅干しの味を知らない方は、梅干しを見ただけでは唾液が出てきません。
梅干しをリアルに想像したり、梅干しの現物や口に入れて食べたりすると唾液が出ますね。この現象は、今までに梅干しの酸味を味わった事がある方に起こると言われている現象です。
酸味 ＝ 酸です。
梅干しなどの酸性食品を食べた後に口をゆすがなかったり、歯磨きなどせずにいると歯を溶かす可能性があると言われています。
人の身体は不思議なもので、梅干しなどの刺激が強い酸味食品を想像したり、食べたりした時には口の中で唾液が大量に分泌される事で、口内をアルカリ性に向けるようにと脳からの信号によって送られてきます。
私達は知らず知らずのうちに脳からでた信号によって歯が溶け出す可能性を未然に防いでくれています。
毎日、自然に出ている私達の口内の唾液は「歯」を守ってくれる大切な役目を果たしてくれています。
ちなみに、雑学で調味料のリンゴ酢やお酢はアルカリ性に属する食品と言われています。
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梅干しを見た時に起こる脳内の防衛反応
小さい頃、または以前に梅干しを食べて「酸っぱいぃぃ！！（汗）」と梅干し独特の酸味を味わった事がある方に起こる反応です。
過去に梅干しを食べた時のかすかな記憶が、一瞬で脳内の自律神経中の副交感神経を刺激する事によって、唾液の分泌を即座に開始します。この瞬間に分泌される唾液の量は非常に多く出て、空気が乾燥していて喉が渇いてる時には、渇きをいやすほどです。
普段でも手持ちに水分が無い時など喉が渇いてしまって辛い時はあなたが梅干しを食べている姿をリアルに想像する事で・・・唾液が出てきますよ (^^
梅干しに含まれる味覚は〇〇と〇〇
唾液の分泌を促す味覚は塩見と酸味です。
思い出してみましょう！あなたが梅干しを食べた時に口の中で感じる味覚。
塩見を感じてからの酸味が後からジンワリ来ましたか！またはその逆かもしれませんが、梅干しには塩見と酸味の両方が味わえるんです。
そうです！お口の中で、しょっぱいのと酸っぱいのが混ざった状態です。
唾液の分泌量を比較
またまたですが、今度は梅干しではなくレモンを想像してみてください・・・
梅干しと同様、酸味が強いレモンですが、リアルに想像できましたか？
「唾液が出てる？ほとんど変わらないんだけど」という方が多数かもしれません。
レモンは酸味が非常に強いですが、しょっぱい塩見はありませんよね。人の身体は塩見と酸味が混ざる事で唾液の分泌量が増します。
レモンのように酸味がメインの食品では梅干しの場合に比べて1/3程度だと言われています。
唾液には質がある
唾液には種類があり、ネバネバ・サラサラがあります。
梅干しを見た時に出る唾液の質は、サラサラしており、このサラサラした唾液がお口の中に残っている食べかすや、細菌を洗い流して口内洗浄の役目をはたしてくれています。
唾液が出る事でのメリット
唾液の働きには、消化酵素のホルモンを含み、胃腸の働きをスムーズにしてくれたり、老化防止の働きなどもあります。
まとめ
梅干しを見る事で、唾液が出て、体にとっては良い作用があります。食欲が無い時や、喉が渇いてしまった時に梅干しを思い浮かべる事で唾液が分泌され、いやされます。
※梅干しの味を知らない方は、梅干しを見ただけでは唾液が出てきません。
私個人の意見ですが、梅おにぎりが好きで、10何種類ものおにぎりシリーズの中で１位を長年キープしています。
